「南さつまサロン化プロジェクト」
~新たな“フォースプレイス(4th Place)”と交流/関係人口の“ポジティブサークル(PoC)”創出事業~
【目的】
南さつまサロン化プロジェクトをフォースプレイスとした、5つのステップの交流/関係人口の拡大及びそのポジティブサークル化を目的とする。
1. 南さつまを「知る」
2. 南さつまに「興味を持つ」
3. 南さつまに「来る」
4. 南さつまに「何度も来る」
5. 南さつまに「愛着を持つ」
【キーフレーズ】
①サロン:「集いの場・通いの場」
②フォースプレイス(4 th p lacelace):「家」「職場 学校 」「サードプレイス」の3つ全てに影響されず、且つ「何度も通い、同じような考え同志たちが集う場」。
③ポジティブサークル(P ositive Circle Circle):一過性もしくは短期的な「結果」ではなく、参加者が長期的且つ継続的に能動的に生み出す「好循環」のこと。
【ミッション(目標)】
- 地域の人々との交流を通した「フォースプレイス」の創出
- 着地型観光コンテンツの造成に向けた地域資源の棚卸しと可能性の検証
- 地域観光情報や地域資源の情報発信
- 持続可能な組織運営をするための骨子形成及びその検討
【内容】
1.地域の人々との交流を通した「フォースプレイス」の創出
本事業では地域との関係性をより深く強固なものにするため、地域にじっくり滞在することを予定している。昨年度の参加者は、コロナ禍という状況もあり、長時間の深い滞在が難しかったため、南さつま市全域に短時間ずつ来訪した。今年度は宿泊滞在も視野に入れ、昨年度より深く地域と交流できるよう企画する。宿泊滞在が難しい場合は、参加者は滞在中、同じ地域に複数回足を運べるように計画し、“顔の見える”関係性を構築する。
2.着地型観光コンテンツの造成に向けた地域資源の棚卸しと可能性の検証
本事業では「つながる観光」コンテンツ造成を目指し、提供側の地域の人々だけでなく参加者もその造成に参加する。昨年は「観る観光」からの脱却を目標に、参加者に地域において様々な体験をしてもらった。今年度は、新しい観光のスタイルとして近年、人気のある「つながる観光」コンテンツ造成における、南さつま市の可能性を検討する。
3.地域観光情報や地域資源の情報発信
本事業では参加者目線の投稿だけでなく、地域の人々からの情報提供を受けた投稿も実施する。昨年度は参加者目線による投稿だけであったが、今年度は、参加者の印象に残ったモノやコトの投稿だけでなく、地域の小さな出来事や習慣、おまつりなど、地域ではあたり前となっている情報を参加者が地域の人々とのコミュニケーションから情報収集し、投稿できる仕組みの構築を模索する。
4.南さつまサロン会議の企画立案及び運営
本事業では、昨年度本事業の参加者がサロン会議の企画・運営にチャレンジする。昨年度の本事業参加者2名からの企画・運営面に参画したいとの申し出を受け、観光協会や地域の人々と協力し、サロン会議の企画・運営をおこなう。
この取組を通して、組織運営体制の構築を図る。昨年の経験者が先輩として携わることにより、受入れ側と参加者側の意識ギャップを埋めることができ、より充実した事業展開が想定される。
5.持続可能な組織運営をするための骨子形成及びその検討
本事業では、地域ステイクホルダーだけでなく、南さつま市外から参加する参加者も含めた持続可能な組織構築を目指す。昨年度は、参加者・地域の人々が“参加すること”を重要視していた。本年度は“参加することの意義”を各自に検討してもらい、さらに南さつま市を「じぶんごと」として考える機会を提供する。
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