利き焼酎体験

焼酎杜氏発祥の地、南さつま市。
耕地の少ないこの地域では、焼酎造りの技術が瞬く間に広まり、その技術は連綿と受け継がれてきました。

やがて、その技術者たちが集まり、「杜氏の里」と呼ばれる技術者集団を形成しました。

男たちは季節になると九州各地の焼酎蔵へと赴き、杜氏・蔵子として腕を振るいました。

出身地の集落名を冠した「黒瀬杜氏」と「阿多杜氏」は、鹿児島本格焼酎の礎を築いたことで知られています。

この伝統の技を受け継いだ杜氏たちは、今もなお第一線で活躍し続け、焼酎文化を支えています。

利き焼酎の流れ

1.においをかぐ
2.なめてみる
3.数滴加水して試飲
4.1/3程度加水して試飲
5.50％加水して試飲
6.自身の好きな割合で試飲

焼酎の味わいを記録する オリジナルの「焼酎味わいチャート」 を作成します。

焼酎は、日本酒やワインのように決められた指標がなく、さらに「割って飲む」文化があるため、味の感じ方は人それぞれ。個性や価値観が反映され、割り方によっても風味が大きく変わるのが特徴です。

一口に「芋焼酎」といっても、製造方法・原料・貯蔵方法 によって味わいは大きく異なります。さまざまなバリエーションを知ることで、自分にぴったりの焼酎に出会うことができるでしょう。

さあ、まだ見ぬ “相棒焼酎” を探す旅に出かけましょう！

自身で利き焼酎及び作成したチャートを活かし、焼酎ブラインドテストに挑戦していただきます。

利き焼酎をした7銘柄の中から1種類を試飲し、どの焼酎かを当ててもらいます。

見事正解した方には、南さつま七蔵焼酎オリジナルマグネットをプレゼントいたします。

焼酎の味わいは、飲み比べる順番や加水の量によっても変化します。同じ銘柄でも割り方次第で印象が異なるのが焼酎の奥深さ。

グループで意見を交わしながら楽しむのもよし、自分の直感と五感を頼りに挑戦するのもまた一興です。