NHK大河ドラマの「西郷どん」、記念すべき第一回目、1月7日(日)の放映後の「大河紀行」にて、南さつま市加世田の竹田神社といろは歌が紹介されました!
竹田神社の起源は室町時代の保泉寺にはじまり、日新公の菩提寺となってからは日新寺となりましたが、明治2年廃仏毀釈により廃寺となりました。その後、その跡地に竹田神社が建立されました。竹田神社は島津氏中興の英主、島津忠良(日新公)を祭神としており、日新公は、薩摩藩の郷中教育の道徳の基礎となる「日新公いろは歌」を完成させました。境内には、イヌマキの並木道の「いにしへの道」があり、日新公いろは歌の四十七石碑が並び、市民の憩いの場となっています。またその奥には、日新公とその三男の島津尚久公の墓所があります。
また、放映のなかでは地元の小学生がいろは歌を詠む様子も!いろはかるたは、南さつま市内の小学校を卒業された方には懐かしく馴染みのあるものではないでしょうか? 小学生のあの頃は、いろは歌の意味もそぞろにかるたとりに夢中になっていましたが、いま大人になって改めて読みかえすと、薩摩藩の時代から脈々と受け継がれた「人として」「リーダーとして」どうあるべきか、現代社会にも通じる普遍的な教えであることに敬服します。
とにもかくにも、「いにしへの道を聞きても唱えても、わが行いにせずばかいなし」。今年も、実践あるのみ!
今年は、なんと!観光協会にて、この日新公いろはかるたを5箱限定で販売しています!発売元は、南さつま青年会議所 http://jc.373info.com/ です。お値段は2,800円。当時の小中高校生からの公募で選ばれた自慢のイラストかるたと振り仮名つきの読み札、そして解説書もついています。お子様や親戚の集まりにぜひ日新公いろはかるたをどうぞ!