国の天然記念物!日本最大規模の大群落
万之瀬川は、薩摩半島最大級の河川で、南九州で最大規模の河口干潟が発達しています。
吹上浜にそそぐ万之瀬川の左岸沿いの泥質干潟を中心に、約1kmにわたってハマボウが1,000株以上生育し、日本最大規模の群落を形成しています。
ハマボウはアオイ科の落葉低木で,夏に鮮やかな黄色の花をつけます。本州南部の太平洋岸から奄美大島にかけての河口部砂泥地に生え,かつてはごく普通に見られた河口の植物でしたが,近年では河川改修等によって生息域が狭まっています。
また、この干潟にはハクセンシオマネキの日本最大級の生息地があり、他にもハンミョウや貝など干潟とその周辺でくらす数多くの生物が見られます。
基本情報
住所 | 南さつま市加世田益山 |
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